icecastサーバに音楽を配信する †icecastはshoutcastと違い1ポートで複数のソースを抱える事が出来る(マウントポイントと呼ばれる概念が利用されている)。基本的にはshoutcastを利用するのとそう変わらない。 winamp5 + oddcast2な場合 †oddcastのバージョンは少し古いが一応一番簡単な構成。oddcastは http://www.oddsock.org/tools/oddcastv2_wa2/ からダウンロードしておく。今回は以下の構成でセットアップした
mp3で配信する場合は例によってlame_enc.dllというのが必要なので http://www.rarewares.org/mp3.html からダウンロードすると出てくる「lame_enc.dll」をwinampのインストールディレクトリに放りこめばOK ここまででセットアップは終わり 配信設定 †プラグインの「DSB/Effect」で「oddCast DSP v2」を選択。すると小窓が出てくる。 Configを押してこんな感じに設定する。 Generalタブ (設定例) 「Encoder Type」で「Lame」が設定されている事を確認する。Bitrateは必要に応じて変更する。なお「OGG」とかのフォーマットも選択できるが、大抵の場合クライアントに喜ばれない。 Encordeタブ とりあえず配信するだけなら触る必要はない。細かい設定をしたい人は触る。 Serverタブ (設定例) これが大事。以下の手順に従って変更する
配信に最低限必要な設定は以上である。上図ではマウントポイントに対して「/test」と設定しているが、このマウントポイントだけは適当なものに変更した方が良い。「/」から始めるのを忘れないように。 後はconnectを押せば配信が始まる。 レコーディングデバイスからの入力 †「record from Windows Recording Device」にチェックするだけ。この辺はshoutcastの設定と何ら変わりはない。 winamp5 + oddcast3な場合 †基本的にはoddcast2と変わらんのだが、oddcast3になって複数のサーバに対してソースを送りつける事が出来るようになっている。またラインから録る場合の設定もより複雑に行う事が出来るようになっている。 http://www.oddsock.org/tools/oddcastv3/ からダウンロードしてインストールする。v2と共存する事もできるかなと思ったけど、どうやら同時にインストールするとv2の方が使えなくなるみたい。一応気をつけた方がいい。 配信設定 †以下のようなv2とはまったく異るUIになっている。「Add Encorder」を押すとEncorder Settingsの所に何か出る。 (既に「Add Encorder」を押した状態) このSettingの所を右クリックして「Configure」とする Basic Settingsタブ 最初からかなりIcecastよりの設定になっているが、まずEncorder Typeを「MP3 Lame」に切り換える。するとBitrateが設定できるようになるので、必要であれば変更する事。 「Server Type」がIcecast2になっている事を確認し、「Server IP」に「dot-strange.net」と設定。portは8000のままで良い。 さらに「Encorder Password」を設定し、「Mountpoint」を適当なものに変更する事。 以下に設定例を載せる そのその他の設定に関しては特に触らなくても開始できる。ジャンルとかDescriptionとかを変更したい場合はやっても良い。 これで、OKを押して、再度Encorder Settingsから右クリックを押して「Connect」とすると配信を開始できる。 oddcast3の場合は「Add Encorder」を押すと、これらの設定を何本も行う事が出来る。たとえば1本はmp3、もう1本はoggといった事をするのも可能。(ただしこの場合はマウントポイントを変更する事) レコーディングデバイスからの入力 †これを行うにはoddcast3の場合は「Live Recording」のアイコンを押す。デフォでは「×」になっているが、押下する事によってこの×が取れる。 Oddcast3ではwindowsの設定に関係なく、これをアプリ側から制御できるようになっている。 こんな感じにどこからインプットを取るか決められたり 別のサウンドデバイスを利用するように変更したりできる |